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2017.12.11(月)

小ネタ情報部

12月11日は「百円玉記念日」。銭洗い信仰が続く、鎌倉の銭洗弁天を参拝しよう




12月11日百円玉記念日とされています。
1957年のこの日、それまでの100円紙幣に代わって100円硬貨が発行されました。

鎌倉にある「銭洗弁財天宇賀福神社」(通称「銭洗弁天」)では、境内に湧き出る水で硬貨を洗っている
人の姿をよく見かけます。
実は、銭洗弁天の湧き水でお金を洗うと何倍にも増えて戻ってくるという言い伝えがあるのです。

銭洗弁天は、平安時代末期に世の中が災害による貧困で苦しむなか、源頼朝が洞窟を掘らせて宇賀福神を
祀った
のが始まりとされています。

その後、北条時頼が神社の湧き水で金銭を洗って一族の繁栄を祈願し、今日まで銭洗い信仰が続いている
のです。



鎌倉駅西口より徒歩15分位で銭洗弁天の入り口に到着しました


銭洗弁天を参拝するときは、社務所でろうそく線香、そしてザルを受け取り、洞窟のなかにある奥宮を
参拝
します。
そのあと、ザルにお金を入れたら柄杓で水をかけて清めましょう。

洗ったお金は使わない方がよいとも言われていますが、福が巡ってくるよう願いを込めて使った方が自分の
ためにも世の中のためにもなるかもしれませんね。

鎌倉散策の際には、ぜひ銭洗弁天で身体もお金も浄化してご利益を授かってくださいね。



鎌倉駅西口より徒歩15分位で銭洗弁天の入り口に到着しました


こちらは洞窟前の本社。平日にもかかわらず観光や修学旅行生などの参拝客で賑わっておりました


社務所で100円を納め、ザルとろうそく、お線香を頂きます


洞窟内で御利益があるようにと1,000円札と5円玉を洗ってみました。



<ひとくちMEMO>
銭洗弁天では、新年最初の巳の日「初巳祭」が行われます。
巳の日は弁財天の縁日で縁起がよいため、多くの初詣客でにぎわいます。
来年の初詣は鎌倉巡りもかねて銭洗弁天を訪れてみてはいかかでしょうか?



趣のある長い鳥居です。お正月もまた来たいです


銭洗弁天の近くにありました縁起の良い「金運まねき猫」も売っている可愛いらしい猫グッズ中心の和雑貨店「吉祥庵」


こちらもお金に関係しますね。銭洗弁天に向かう途中にあります鎌倉税務署。鎌倉らしいシックな建物です

12月11日は「百円玉記念日」。銭洗い信仰が続く、鎌倉の銭洗弁天を参拝しよう