「にのきん像」の愛称で子どもたちからも親しまれる二宮金次郎像。
薪を背負って読書しているあの像です。
皆さんも学生時代に見た記憶があることでしょう。
多くの学校で銅像が作られるほど尊敬されている二宮金次郎ですが、その一方で、
二宮金次郎が一体どんな人物だったのかについては、意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
晩年の二宮金次郎先生、昔学校などで見かけた姿とは全く異なります。身長180cm超・90kgの大男だったそうです
小田原市の「二宮尊徳記念館」はそんな二宮金次郎を知ることのできる貴重な記念館です。
二宮金次郎は、絶え間ない努力によって貧困から抜け出し、多くの貧しい村々を救済した人物です。
彼のような人物に育ってほしいとの思いから、各地の学校に銅像が置かれていると言われています。
こちらが記念館です
「二宮尊徳記念館」では、遺品や資料、ジオラマにアニメ映画なども用いて、二宮金次郎の偉業が詳しく説明されています。
記念館内には解説をしてくれる係の方がいたので、色々質問してみました。とても感動し、ためになりましたよ
お子さんと訪れるなら、第4日曜日が特におすすめ。
なぜかというと「子ども映画会と金次郎のおはなし」と題して、子ども向けの映画が上映されているからです。
もちろん、二宮金次郎についても、記念館の解説員が分かりやすく解説してくれますよ。
記念館の敷地内にあった、二宮金次郎と家族が本当に住んでいた、江戸時代当時の建物です。中も自由に見学できます
<ひとくちMEMO>
近年は歩きスマホを助長するとして、座って本を読む銅像が増えているそうです。
こんなところでも時代の流れを感じてしまいますね。
記念館から歩いて10分位の金次郎ゆかりの善栄寺にありました。座って勉強する二宮金次郎像。
今回は、とにかく感動と頭が下がる思いの取材でした。是非一度お訪ねください