豊臣秀吉、天下統一の布石となった石垣山一夜城にて、10月15日「一夜城まつり」が開催されます。
石垣山一夜城は天下統一を目前とした豊臣秀吉が関東を拠点とした大大名、北条氏との大合戦に決着を
つけるべく築城されました。
堅牢な小田原城攻めに苦難した豊臣秀吉は、小田原を一望できる笠懸山山頂の木々に隠れるように築城し、
完成後、木を伐採することで一夜にして城を築きあげたかのように見せたそうです。
防戦一方に疲弊していた小田原方は、要所にスピーディーに築かれた一夜城に戦意を喪失し、間もなく
降伏したと言われます。
現在も跡地には石垣や土嚢がところどころに残り、天守台跡から見下ろすと、小田原市内、そして小田原城も
一望できます。
豊臣秀吉の天下統一に欠かせなかったお城跡です。
「石垣山」の名の由来、総石垣のお城の跡が残ります。
頂上からの眺め。小田原城も見えますね。
自然と歴史を感じる中で戦国時代の大合戦をイメージした甲冑仕舞や和太鼓演奏など多彩なイベントが
催されるのが第33回になります「一夜城まつり」。
その当時、この場で豊臣秀吉がお茶会を開いたとされることから、お茶会体験なども催されるそう。
情緒にあふれる一夜ならぬ一昼をお楽しみください。
一夜城まつりのポスターです。祭り当日の舞台では和太鼓演奏、豊臣vs 北条 甲冑武者対決、
戦国浪漫の競演 天下人秀吉・家康が登場、おもてなしお土産抽選会などが行われます。
その他、天下人茶会(300円/一席) や合戦鍋(100円)などのフードから何と秀吉・家康との記念撮影もできますよ。
(12:10〜13:00)
<ひとくちMEMO>
石垣山一夜城といえば、豊臣秀吉が徳川家康を誘ったという「関東のつれ小便」が有名です。
眼下に見える難攻不落の小田原城にめがけた、というエピソードがありますが、お出かけの際は駐車場に
常設されたトイレをご利用くださいね。
お城跡のすぐそばに鎧塚シェフのお店もあります。スイーツ絶品です。