城ヶ島は三浦市にある島で、城ヶ島大橋で三浦半島とつながっています。
どこか別の星に迷い込んでしまったかのような雰囲気のある島は、実は珍しい地層が多く見られる、
日本でも有数のスポットなんです。
地層がきれいにズレていたり、整然とした筋状になっていたり、炎のような模様だったり、
ヘビのような模様だったり…。色々な模様の地層が見られます。
中でもとても有名なのが、島の中心辺りにある「馬の背洞門」です。
岩が長い年月をかけて波や雨風に浸食されて、ぽっかりと穴が開きました。
「 馬の背洞門」上から見ると馬の背のように見えることからこう呼ばれています。
他にも島の各所で見られる炎のような模様の「火炎構造」や、ヘビが埋め込まれたような「スランプ褶曲」は、
自然の力で作られたとは思えないとても美しく不思議な地層です。
地層が出来る過程を調べてから散策すると感動もひとしおです。
「火炎構造」火山灰が積もってできた白い層が炎のように見えます。
「スランプ褶曲」地層がまだ柔らかいうちに曲がってできました。
訪れた思い出にビーチコーミングはいかがですか?
城ヶ島の海岸は岩の他は小石と貝殻などでおおわれています。
中には珊瑚のかけらや、ビンなどのガラスが波で揉まれてすりガラス状になったシーグラスが見つかりますよ!
「シーグラスと珊瑚のかけら」お気に入りを探してみて下さいね。
拾ったシーグラスでピンキーリングを作ってみました。
城ヶ島はゆっくり歩いて約3時間で1周できます。
スニーカーを履いてお出掛けしてみませんか?
<ひとくちMEMO>
城ヶ島で散策しながらお勉強、帰りに三崎でまぐろ丼なんていかがですか?
三崎のまぐろは絶品です。