江ノ電の長谷駅で降りて大通りを歩いていくと、こんもりとした山を背負うようにして「長谷寺」が見えてきます。
境内には、季節によってさまざまな草花が生い茂る庭園や、コイが優雅に泳ぐ風情に満ちた池があります。
石垣の階段を上るとさらに境内があり、見晴台からは鎌倉の街並みや由比ヶ浜を見渡すことができますよ。
世界的にも有名な長谷寺の観音堂です。取材時も外国からの観光客がたくさんいらっしゃいました
休憩所を兼ねた見晴台からは由比ヶ浜を望めます。記念撮影スポットです
上の境内の一角に、観音菩薩をテーマとする「観音ミュージアム」があります。
もともと「長谷寺宝物館」として35年間運営されてきましたが、2015年10月、名称も新たにリニューアル
しました。
長谷寺の主な信仰の対象である観音菩薩をテーマに、「十一面観音菩薩立像」や神奈川県の指定文化財にも
なっている「長谷寺縁起絵巻」などが展示されています。
定期的に企画展も開催されているので、貴重な展示物を見にぜひ足を運んでみてくださいね。
今回お目当ての「観音ミュージアム」の外観です。観音堂のお隣りです
ミュージアムを見学しましたが、長谷寺の成り立ち、像の説明などがビデオやタッチパネルなどで分かりやすく、
館内の雰囲気も感動です。長谷寺縁起絵巻の企画展示は内容だけでなく、絵巻とは?や巻き方なども学べて面白かったです
観音ミュージアムでは、オリジナルグッズや書籍が販売されています。
世界的に有名なブランドとのコラボTシャツや、長谷寺に咲く四季折々の草花のポストカードなど、
ここでしか買うことができないグッズが並んでいます。
展示物を見たあとは、ミュージアムグッズもチェックしてみてくださいね。
何とユナイテッドアローズとのコラボTシャツが!ゲットしたくなりました。だけどお小遣いが足りません…。
<ひとくちMEMO>
境内の奥には、傾斜面を利用した「眺望散策路」があります。
梅雨の時期には2,500株ものアジサイが咲き誇り、「アジサイの小径(こみち)」として親しまれています。
小雨が降るなか、アジサイを眺めながら境内を散策するのもオススメですよ。
時期外れですが、眺望だけでも良いですので散策してみて
ミュージアム近くの「お食事処 海光庵」でお寺のカレーやお寺のパスタはお昼にいかがですか