「だるま」と言えば、数々の童謡やことわざに登場する縁起物です。
家内安全や無病息災、商売繁盛などのご利益があるとされています。
そんな有り難い「だるま」を専門に扱うだるま市が、12月17、18日に「飯泉山勝福寺」で開催されます。
題して「飯泉観音だるま市」。
ご家族で足を運んで、だるまのご利益にあやかってみてはいかがでしょうか?
「飯泉観音だるま市」は、何を隠そう関東で最も早い時期に行われるだるま市です。
だるまで有名な群馬県高崎市よりも早く開催されます。
関東一早く、規模も大きなだるま市です。
規模も大きく、2015年にはだるま店30軒、出店200軒が立ち並びました。
境内を所せましと並ぶだるまの姿はなかなかに圧巻ですよ。
会場となる「飯泉山勝福寺」は建立1000年を超え、坂東三十三観音の五番礼所にもなっている由緒正しい
お寺です。
見どころも多く、本堂と本尊の十一面観音立像は県から、仁王門と銅鐘、青銅水蜂は市からそれぞれ文化財に
指定されています。
だるま市だけではなく、お寺として見ても魅力的なので、ぜひ参拝したいですね。
見所の詰まった飯泉山勝福寺
仁王門がお出迎え
細かい装飾が見事な青銅水蜂が目を引きます。
<ひとくちMEMO>
「飯泉山勝福寺」には仇討ちで有名な「曽我兄弟」や金次郎像でお馴染みの「二宮尊徳」に関する伝説が
残されています。
石碑や像もあるので、参拝の折には見に行ってみてください。
本尊を礼拝する二宮金次郎像。
二宮金次郎本尊礼拝の像は、見る角度で趣の変わる、屈指の石像でした。