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2017.09.06(水)

小ネタ情報部

茅ヶ崎ゆかりの作家「開高健」の実像に迫る、茅ヶ崎市開高健記念館をご紹介します  




小説やエッセイ、取材記事など幅広い分野で活躍した文筆家「開高健」の記念館が茅ヶ崎にあります。

開高健は東京から茅ヶ崎に移り住み、58歳で亡くなるまでの15年間をこの地で過ごしました。
彼の業績や生活について多くの人に知ってもらおうと、執筆活動に励んだ邸宅が「茅ヶ崎市開高健記念館」
として公開されています。



自宅をそのまま記念館にしていますので右側の表札もそのままです


館内には、開高健の書斎がそのままの状態で残されています。
釣りが好きだったため、壁には釣り上げた魚の剥製やルアーが飾られています。

もちろん、愛用の万年筆を手に執筆に向かった机も当時のまま保存されています。
この書斎へと続く草木の生い茂った石の階段は、かつて編集者もよく通った「哲学者の小径」として
親しまれています。



ガラス越しですが、書斎も時間が止まった様にそのままにされているのには感動します


「哲学者の小径」の近くにあった言葉です。開高健はサントリーの宣伝部で働いていた経歴がありコピーライターや
PR雑誌の編集長をしながら作家活動もしていたそうです



常設展では、デビューから芥川賞受賞、そして晩年までの代表的な作品が展示されています。

また、企画展では開高健の作品の変遷や人となりについて、さまざまな角度から紹介されています。
9月30日までは、もうひとりの茅ヶ崎ゆかりの小説家「城山三郎」も取り上げ、
「開高健・城山三郎二人展-茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って」を開催していますよ。

この記念館では、小説家としてだけでなく、ひとりの人間としての開高健に触れることができます。
茅ヶ崎を訪れた際は、開高健の生活の足跡を辿ってみてくださいね。



こちらは隣接する「茅ヶ崎ゆかりの人物館」です。加山雄三や桑田佳祐を始め、茅ヶ崎に所縁のある人物を広く
調査研究、情報発信、市民交流、展示会などを行なっています


経済小説というジャンルを作った城山三郎展が開催されていました。
人物についての取材力がすごく、読んでみたいと思う作品の展示がたくさん紹介されています



<ひとくちMEMO>
茅ヶ崎の海に向かうまでの道「ラチエン通り」には、開高健行きつけだったという肉屋や寿司屋があります。
肉屋でメンチカツなどを買い、用事を済ませたあと最後に寿司を食べて帰る、といったお決まりのコースが
あったようです。開高健と同じルートを辿りながら、ラチエン通りのお店を楽しむのもオススメですよ。



ラチエン通りの行きつけだった肉屋「香川屋分店」。取材時は定休日でございました。
メンチカツ食べたかったです。残念!


ケーキや手作りチョコレートなどで有名なイル・ド・ショコラ ラチエン通り店です。
TVでも紹介された貝型のパイケーキ「生シェルパイ」が美味しいです。記念館の近くです
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