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2017.09.13(水)

小ネタ情報部

平塚市に残る唯一の洋風木造建築物。「八幡山の洋館」の歴史と魅力をご紹介します。  




平塚駅から北へ15分ほど歩いたところに、優雅にそびえ立つ洋館があります。
国の有形文化財にも登録されている、旧横浜ゴム平塚製造所記念館「八幡山の洋館」です。

イギリス人技師によって建築され、平塚市では唯一の明治期から残る洋風木造建造物となっています。
現在はギャラリーやコンサートイベントなどの市民活動の場として活用されています。



ピアノの演奏会が開かれる一室。シャンデリアに出窓が印象的。


明治時代の終わり頃、平塚が火薬の製造所建設地に選ばれたことから、1905年に日本火薬製造株式会社の
平塚支店が設立されました。
八幡山の洋館は、支店のイギリス人支配人のために建てられたと言われています。

その後、関東大震災平塚大空襲という大きな災難に見舞われますが奇跡的に被害をまぬがれ、終戦とともに
その役割を終えました。
1950年からは横浜ゴム株式会社が会議室などに使用しましたが、2004年に平塚市の八幡山公園に移され今に
至っています。

館内には当時の装飾や家具が復元・保存されており、洋館ならではの雰囲気を味わうことができます。



応接室は昭和天皇がお休みになられたこともあるそうです。柄の付いたカーテンは当時のままのもの。


イベントも定期的に開催されており、直近では、9月20日(水)に「秋にショパン」と題するピアノの
演奏会が行われますよ。
なかには事前申し込みが必要なものもあるので、イベント情報をチェックしてみてくださいね。



毎月第3水曜日にはライトアップされ、全室が解放されるそうです。


<ひとくちMEMO>
八幡山の洋館の庭には、たくさんのバラの花が植えられています。
バラを眺めながらゆっくりと散策するのもオススメです。
また、館内ではマグカップやミニタオルなどのグッズが販売されているので、訪れた際は来館の記念としてぜひ!



手作りストラップもたくさん用意されていました。
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